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パパスのどこが好きなのか?

パパスという洋服ブランドがある。
ユニクロと違って、高級路線である。

もうかれこれ30年は付き合っている。

脱サラして、経済的に苦しい時代を乗り換えた証として、また大人としての品というか粋というか、自分を表現できる洋服を着たいなと思ったのがきっかけだ。このサイトのテーマである「ご縁を作るマーケティング」のスタートとして、パパスとの関わりを書いてみる。

パパスのシャツ1枚でユニクロのシャツが10枚ほど買えるので、財布の面からいえば経済的ではないかもしれない。
しかし、パパスを着続けていくと、その経済的なメリットの大きさに気づく。

例えば、15年前に買った手編みのカーディガン。
当初似合わないので、好んで着用しなかったが、年齢が50代、60代と進むにつれて年相応に似合うようになってくる。
そうなると敵のように着てしまう。

パパスを着用すると、一人の人間としての生活感を演出してくれるんだな。
よく考えるとパパスって、着る人を意識して、つまりパパスをこんな人に着てもらいたいというコンセプトが明確なんです。

若者が好むファッション性と比較すればユニクロに及ばないが、着る人を選び、着る人の個性を演出してくれる点では圧倒的にパパス。
僕はユニクロも着るけど、コーディネートにおいては脇役にしている。
パパスという主役を引き立てる脇役。

僕の世界ではそうしている。

パパスが誕生するときイメージ上のモデルが3人いたということ。
これって、僕がWEBサイトを作るとき、まず最初にとりかかかるのがテーマに沿った「ターゲット」を想定する。
そのターゲットの生い立ちをできるだけ詳細に書いて、そこからサイト作りは出発する。

そうしたほうが、記事を書くときには苦労しないし、ターゲットにビシッとあったライティングになる。

それでパパスの場合は3人がいるんだが、一人目はヘミングウェイ、二人目はピカソ。この二人に共通するのは知性と野生。芸術家であるにもかかわらず、この二人には芸術家には想像できない「野蛮」ともいえるイメージがあり、過去のメディアは二人をそう表現していた。

そうした二人に着てもらうデザイン、カラー、デティールは今でも健在だし、パパスを手に入れるときは不思議と感情も高ぶる。
つまり着たときのライフスタイルが思い描ける。

3人目は三國連太郎だそうで、今の若者は知らないかも。
僕がパパスと出会ったときはすでに三國連太郎がパパスのモデルとして登場していた。
結構渋い映画俳優だったし、アイテムのラインアップも彼のために用意されていたようだ。

だからパパスは人を選ぶ。

パパスに選ばれる、パパスが似合う人間になるには、知性と野生を忘れない大人になることを教えてくれる。

まさに「人」を超意識したマーケティングです。






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